ウェザーバケット本体、雨量計、ファン、ソーラーパネル、日射計のメンテナンス方法をご紹介しています。
※ウェザーバケット同梱品のユーザーズマニュアルにも「お手入れの仕方」として記載しています。
ウェザーバケットは、屋外で使用します。
正常な動作を維持するために定期的な点検・お手入れを行いましょう。
また、バケットメイトのデータで異常値が発生した場合は、すぐに点検・お手入れをしてください。
メンテナンスカバーを開け、ニッケル水素電池を全てはずします。
ウェザーバケット本体の底面にある3箇所のネジをゆるめ、本体ケースを持ち上げ横に置きます。
本体ケースと基板がケーブルで接続されているため、本体ケースを勢いよく上げたりしないよう注意してください。
雨量計カバーのネジをまわし、カバーをはずします。
ネジのないタイプの方は、そのままカバーをはずすことが可能です。
転倒升は手で簡単に持ち上げてはずすことができます。転倒升、軸受けは綿棒など先のやわらかいものできれいに清掃してください。
流入口フィルターにゴミが溜まっている場合は取り除きます。汚れがひどい場合は水洗いをしてください。
流入口にゴミ、異物が詰まっている場合は、先のとがったもので除去してください。
転倒升を元の場所に戻し、雨量計のカバーをネジを回して取り付けます。そしてウェザーバケット本体ケースをかぶせて底面のネジをしめます。最後に、ニッケル水素電池を入れて動作確認用LEDが赤点灯することを確認し、メンテナンスカバーをしめ、元通りに設置します。
ウェザーバケット取り付け台からウェザーバケット本体を取り外し、ウェザーバケット取り付け台上にある通風筒用ネジを回してはずします。
通風筒を支えながらネジをはずしてください。落下する恐れがあります。
通風筒を横にし、台座取り付け金具側のナットを回してはずします。
この際、裏側(台座取り付け金具のない側)のナットをペンチ等でおさえて固定しながら、台座取り付け金具のナットを回して台座取り付け金具をはずします。
皿を上からはずし、2番目の皿まではずします。上から2番目の皿にファンが内蔵されています。
分解した部品が、下図の写真のように揃っているか確認してください。
ファンが固定されている2番目の皿を用意し、ネジをドライバーで回してはずします。
この際、裏側のナットをペンチ等でおさえて固定しながらネジをまわします。
綿棒など先のやわらかいものできれいに清掃してください。ゴミ、異物が詰まっている場合は先のとがったもの等で取り除き、汚れがひどい場合は、ファンを新しいものと交換してください。
ファンの清掃が終了したら、ファンのラベルが貼ってある側を皿側に向けて穴を一致させネジを差し込み、回してしめます。
この際、裏側のボルトをペンチ等でおさえて固定しながらネジをしめます。
2番目の皿を元通りにネジを通して組み立てます。次にスペーサーをネジに通します。最後に1番目の皿をネジに通します。
1番目の皿を通したら、台座取り付け金具を通します。 通風筒ケーブルが出ている位置と、台座取り付け金具との位置関係に注意して、下の写真と同じように組み立てます。
台座取り付け金具側のナットを回してしめます。
①ワッシャー、②スプリングワッシャー、③ナットの順でネジに通してください。
2の分解時と同様に、裏側のナットを固定しながら行います。
通風筒用ネジを回してウェザーバケット取り付け台に通風筒を取り付けます。この際、ウェザーバケット取り付け台のソーラーパネル側を正面から見た場合、通風筒ケーブルが左側にくるように取り付けます。
ウェザーバケット本体にケーブルおよびバケットサポート固定用ネジを取り付け、ウェザーバケット取り付け台にウェザーバケット本体を取り付けます。
やわらかい布できれいに清掃します。
センサーロッド部、アンテナ部を持たないでください。