馬鈴しょ疫病予察システム「FLABS」において、初発予測日が確認されました。
表示されている予測初発期間内に、必ず防除を実施しましょう。
- 1.初回防除の場合
-
- ◎防除ポイント:
- 「浸透移行性のある薬剤」で予防防除。
- 薬剤例:
- リライアブルフロアブル 800~1,000(浸〇〇・予・治) など
- ゾーベックエンカンティアSE 2,000(浸〇・予・治) など
- 2.既に初回防除を実施している場合
-
- ◎防除ポイント:
- 期間内に「浸透移行性のある薬剤」または、「Wインターバル(14日間の防除間隔)効果のある薬剤」が使用される様、防除を調整する。
- 薬剤例:
- リライアブルフロアブル 800~1000(浸〇〇・予・治)
- プロポーズ顆粒水和剤 750~1000(浸〇×・予・治)
- レーバスフロアブル 1500~2000(浸△・予)
- フロンサイドSC 1000~2000(浸×・予) など
- 【フロンサイドSCのWインターバルは1,500倍で使用する】
- ※赤字はWインターバル(14日間の防除間隔)の使用倍率
- ●その他薬剤については、JA農作物病害虫防除使用ガイドまたは、定期技術情報を参照。
- 3.注意事項
-
- ①天候が崩れるような場合は、降雨前に散布する。
- ②疫病初発を確認した場合、治療効果のある剤を選択すると供に防除間隔を短くし散布水量を増やす。
- ③レーバスフロアブルとプロポーズ顆粒水和剤は同系統のため連用を避ける。
- ④リドミルゴールドMZ(500~1000)は、収穫前30日前に注意(特に早出し栽培)
農薬使用基準を遵守し、農薬の安全使用と飛散防止に努めましょう。